新TIPSは【毎週日曜:夕~夜】更新予定!

X移行案個人イラストサイトの作り方

【SNS移行案】イラストギャラリーサイトを作ろう【手順まとめ】

2024年11月中旬、大手SNSであるX(旧:Twitter)の規約変更に伴い、イラストレーターはじめSNSで活動される多くのクリエイターや活動者が、Xからの移行や活動方法についての再検討がなされています。その移行先案のひとつとして、個人ギャラリーサイトの作成をぜひオススメしたいです。 「ギャラリーサイト」こんな人にオススメ イラストレーターや絵描き/カメラマン/コスプレイヤー/デザイナーetc...として活動している方 特定のプラットフォームに捉われない「確立した活動場所」を持っておきたい方 ポートフォ ...

ReadMore

クリスタの「プリミティブ」3D機能の使い方

【クリスタ】プリミティブの活用法Tips【3D「神」機能】

CLIP STUDIO PAINTにある超便利な機能「3D機能」にある「プリミティブモデル」の使い方や活用法をまとめてみました。

自分では限界があるライティングの悩みも、イラスト描画の大ヒントになる3Dモデルの活用法も共に紹介しているので、
初心者さんに特にオススメのTIPSです。

ReadMore

【ipad対応】クリスタ左手デバイス「タブメイト2」【正直レビュー】

【ipad対応】左手デバイス「タブメイト2」【正直レビュー】

という「クリスタ使用者+左手デバイスを探している方」で、購入を迷ってる方へ向けた実際にタブメイト2を使ってみたレビューを交えながら、タブメイト2についてご紹介していきます。 CLIP STUDIO PAINT EX/CLIP STUDIO PAINT PRO製品版をお持ちの方なら、CLIP STUGIOストアにて優待価格で購入できます↓ CLIP STUGIOストアで購入 似たipad対応左手デバイスおすすめは「TourBox Elite Plus」が多用可能で高性能です。クリスタ以外のソフトも使う・気に ...

ReadMore

【初心者でも簡単!】背景とキャラの馴染ませ方【配置/サイズ感/色】

【初心者でも簡単!】背景とキャラの馴染ませ方【配置/サイズ感/色】

背景にキャラクターを描いた時の、「背景に対して、キャラクターが浮いている」という違和感を解消するTIPSです!
背景描き初心者さんにも真似しやすい”写真を使いながら”「背景とキャラの馴染ませのコツ」の話をまとめてみました!

ReadMore

【スタイル別で紹介!】絵で稼げる副業まとめ【3ルート】

【スタイル別で紹介!】絵で稼げる副業まとめ【3ルート】

絵を描くことが好きな方は、「大好きな絵で生活していきたい」なんてことを一度は思ったことがあるのではないでしょうか?昨今はいろいろなサービスがあり、絵でお金を稼ぐことができる副業が多くなってきました。 本TIPSでは「あなたがどのように”絵で稼ぎたいのか”」で考えた「スタイル分け」形式で紹介をしていきます。 「お小遣い稼ぎや、誰かのために描きたい」という方から将来は本業としてイラスト一本で稼げるようになりたい!という方まで、希望に合ったスタイル別に加えメリットデメリットも添えながら紹介していきたいと思います ...

ReadMore

イラストでの「鼻」の描き方

【作例付き】〝塗りでコントロール〟する「鼻の描き方」【初心者向け】

鼻は、顔の中心ともなるパーツですが、この「鼻を描く工程」で迷ったり悩んだりした経験はありませんか? この「鼻を描くのが苦手…」という方向けに、絵を描く中で筆者が得た〝塗りで「鼻描き」をコントロール〟するというヒントを紹介していこうかと思います。 「塗りで鼻を描く」ことを推したいメリットとして 鼻の表現を線のみに頼らないことによって 鼻の形のイメージがより掴みやすく 塗りを追加=見栄えUP⤴︎ 顔面力UP⤴︎ のようなメリットがあります! ぜひ、苦手克服へのヒントとしていただけれ ...

ReadMore

KAKETAの「アフィリエイター」募集中!

いつもKAKETAをご覧いただき、ありがとうございます。 この度、KAKETAでのプレミアムTIPSコンテンツの公開を開始しました。それに伴い、codocのアフィリエイトサービスを利用したアフィリエイト提携も開始することといたしました。 ぜひ奮ってご参加いただければ幸いです。 報酬&参加条件 報酬について プレミアムTIPSカテゴリのTIPSがアフィリエイト対象となります。 アフィリエイター様のPRで売り上げが発生すると、対象TIPSの売上15%が報酬として支払われます。 ※1,000円以上の売上が発生し ...

ReadMore

厚塗りフルメイキング【パステル調イラスト編

【"実データ+α"DL可】厚塗りフルメイキング【パステル調イラスト編】

パステルカラーのイラストの描き方・塗り方のフルメイキングTIPSです。
.clipデータ・ノーカットタイムラプスのダウンロードができるプランもあります。

ReadMore

【パステル調】厚塗りでの「色ラフ」のやり方【逆光編】

【パステル調】厚塗り「色ラフ」のやり方【逆光編】

SNSなどを見ている時に、「色ラフ」を描いてから本塗りをしていく…というような絵師さんやイラストレーターさんを見たことがありませんか? この「色ラフ」は、色塗りや配色が苦手な方にぜひオススメしたいイラストテクニック! 今回は、自己流ではありますが「色ラフ」のやり方をご紹介していきます。

ReadMore

クリスタで簡単にできる「パターン壁紙」「タイリング画像」の作り方

【クリスタ】パターン・タイリング画像の作り方【壁紙にも】

壁紙や、背景、服などの模様ともなる「パターン画像」を、クリスタで簡単に作る手順をまとめてみました。 こちらの記事は、CLIP STUDIO PAINT EXを使用した手順紹介です。 \無料体験版DL可/ クリスタ公式サイトはこちら 今回作成したパターンは、プリミティブTIPSに応用してみたので、ぜひあわせてチェックしてみてください! https://kaketa.blog/archives/2336 準備:パターンの元となるイラスト作り まず、パターンの元となるイラストを描いておきましょう。 ポイント! ...

ReadMore

お役立ちTIPS 背景講座TIPS

【初心者でも簡単!】背景とキャラの馴染ませ方【配置/サイズ感/色】

当ブログ内には広告が含まれます。

【初心者でも簡単!】背景とキャラの馴染ませ方【配置/サイズ感/色】

背景にキャラクターを描いた時の、「背景に対して、キャラクターが浮いている」という違和感を解消するTIPSです!
写真を使って解説していくので、背景描き初心者さんにも真似しやすく、背景入門にもつながるので
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

【初心者でも簡単!】背景とキャラの馴染ませ方【配置/サイズ感/色】

下準備

準備❶:背景写真を用意

まず、背景となる写真の用意と、イラストによりマッチしやすいように加工を施します。

今回は、「写真AC」こちらの写真を使用しています。

写真AC

✴︎おすすめのストックフォトサイト&加工・トレスOK写真カタログ

おすすめのストックフォトサイト

※写真素材を使用する際は、無料であっても必ずダウンロードまたは購入をしましょう。

価格サービス特徴
無料プランあり写真AC無料プランは、1日の検索回数に制限あり
無料プランありストックフォト【PIXTA】
素材が豊富にあり、購入の場合でも数100円〜など、購入もしやすい
有料shutterstockクオリティが高く、世界的なサービスのため、素材も豊富。

写真家「かさこ」さんのトレス・加工OKの写真集(オススメpickup!)

価格著書名特徴
¥450背景資料集:原宿・表参道・キャットストリート都市・街のシーンにオススメ
¥350室外機萌え写真集ディテール付けや、建造物の装飾などのアイデアが生まれやすい良書籍
¥2,750イラストレーターのための背景資料集 令和の学校シチュエーションが学校のイラストにうってつけの書籍です。
¥1,000背景資料集「住宅街」素朴な住宅街の資料集!漫画にもオススメです。
価格は2024年3月時点の価格です。変更されている場合があります。

準備❷:写真のイラスト化

写真を用意・入手したら、イラストと馴染ませやすいように加工をしていきます。

写真のイラスト化にオススメなのが、Adobe Photoshopのフィルター機能です。

\まずはお試し無料プランから/

Photoshopの購入はこちら

詳しい加工法は、こちらのTIPSでまとめてあるので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

合わせてチェック

\まずはお試し無料プランから/

Creative Cloud フォトプラン

準備❸:レイヤー分離処理

キャラクターを描き始める前に、

キャラクターより手前にくるモノをレイヤー分離させておきます。

背景レイヤーを複製→ベンチの手前部分のみをマスクで表示・非表示コントロールをして
レイヤーの分離処理をしておきます。

レイヤーマスクの使い方がわからない!という方は、こちらのTIPSもご参考ください。

以上で下準備は終わりです。
また、クリスタにもCLIP STUDIO PAINTでもフィルター機能で「イラスト調」などのイラスト化加工が可能です!

「違和感チェックリスト」で事前回避!

まず、何も意識せずに描いた「パターン❶」が以下のイラストです。

この「パターン❶」で、具体的に「どこどこが変!」というポイントを見てみましょう。

もし、すでに写真を用意→キャラクターを描いてあって、違和感を感じているのなら、
ご自身のイラストで、見てみるのもオススメです!

以下、筆者が自分で感じた違和感をピンク枠で囲った画像です。

まずは、何故違和感を感じるのか違和感ポイントを
具体的に挙げてみましょう。

背景とキャラクターの整合性をとるときに、
違和感を事前に回避しやすくするためのチェックリストでもあります。

違和感回避チェックポイント

  • 色味の不一致さ
  • 」を忘れない
  • サイズ感の違和感
  • 空間を意識しているか
  • 立ち位置・座り位置
  • アングルの意識

このような意識で、背景との整合性のすり合わせをしながら描いていくと、
空間の認識力を強めることができるかと思います。

それでは、実際に上の確認事項を意識しつつ、描いていく方法を解説していきたいと思います。

配置(+アングル)とサイズ感を掴むコツ

まずは、違和感回避のため
配置方法サイズ感の掴み方のコツのお話です。

チェックリストを意識して描くために、筆者の場合は
パース感の掴みやすい立方体第一段階ラフを描きます。

この、「立方体ラフ」も「ただ立方体で描けばいい」のではなく
意識するとさらに空間認識力を鍛えやすいポイントがあるので、一緒にお話していきます。

立ち姿も座り姿も!「自然な配置」のコツ

キャラクターをより自然に「立たせる」「座らせる」のって、実は意外と難しかったりしませんか?

描き始めるとき、あなたはどこから描いていくでしょうか?

ちなみに「配置」が苦手だった頃の筆者は、

顔や頭から描いて

全身を描いて

拡大・縮小・変形ツールを駆使して
背景に無理矢理配置

というちょっと乱暴な手法で描いていました!

それでも出来が良かったり、自分が満足できていればいいのですが、
ちゃんと描きたい!」となった時にオススメな方法が

足元などの、「接着面を一番に意識し描く

という方法です。

言葉通り「地に足」方法です。

具体的にどうする?

座った姿勢の描き方

例えば、今回のような写真であれば、

地面に着いている足や爪先→地面のタイルのパースに沿っ四角形や立方体の底面
ベンチに座ったお尻→ベンチのカーブに沿った湾曲した四角形

と足や座った時の接着面を一番に意識して描いておきましょう。

また、タイルや壁などで見えてくるパース線に沿って立方体を描くことで
アングル感を掴みやすくできるという利点もあります!

パースの認識から難しい!という方は、
パースを感覚的に掴みやすくする背景パース講座もTIPSとしてまとめているので、
ぜひご一緒にご参考ください!

サイズ感で「遠近感」

続いては、サイズ感(スケール感)のお話です。

サイズ感を掴むポイント❶「ポーズは後」?

ポイント1つ目、座り姿勢のキャラクターですが、描きたいポーズとしては
上半身は屈ませるポーズで想定しています。

しかし、サイズ感を正しく掴むために、上半身となる立方体は
ベンチに接着するお尻部分から描き始め
一旦背筋を伸ばした姿勢で尺取りとして立方体を取っておきます。

その接着面+サイズ感を基準として、第二段階以降のラフでポーズを取らせる方が
整合性が取りやすく悩む時間を削減しやすくなります。

サイズ感を掴むポイント❷区分けで迷い回避

続いて、サイズ感を掴むポイント❷として「体が見切れる時」など、
悩みが生まれやすい配置のキャラクターのポイントです。

このイラストの場合、バスト上が見切れたキャラクターは、
全身の立方体が描けないので、この状態で描くと後々違和感を感じやすくなる場合があります。

このようなときは、この立方体第一段階ラフ時点のうちに上半身と下半身の区分けをしておくと、
後々の工程での迷いや、違和感回避に繋がります。

サイズ感を掴むポイント❸遠近感・奥行き感

続いて、サイズ感を掴むポイント❸です。

一番奥にいるキャラクターは、メインのキャラクターから離れているため、
メインキャラクターのサイズ感に引っ張られてしまわないようラフを描く必要があります。

イラストでの遠近感・奥行き感

一般的な遠近法として、

近くのものは大きく
遠くのものは小さく見える

というのはイメージしやすいかと思います。

そんなことわかってるやい!

一般的な遠近法は、頭ではもちろんわかっているけど、それをイラストに用いる時に迷ってしまいますよね。

現に、筆者も何も意識せず描いた「パターン❶」のイラストだって、
今述べた一般的な遠近法くらいの意識で描くと、最奥のキャラクターは異様に大きく描かれてしまっています。

じゃあどうするのか?となった場合、

すでにある背景からサイズ感を取得するという方法です。

例えば、キャラクターの近くに自動販売機がある構図の写真なら
キャラクター:170cm
自動販売機:183cm(一般的な自販機のサイズ)

サイズ感をある程度掴みやすくすることができまます。

身長差シミュレーターなどの便利ツールを使ってみるのもオススメです!

色味のコツ

今度は、色味の統一性を出すコツのお話をしていきたいと思います。

今回は、簡単にアニメ塗りで色を置きました。

個人的には、「背景とキャラクターの差別化」ができていて、これでも全然アリではあります。(個人の感想です)

超簡単:「一発」で色味を統一化!

アニメ塗りをベースとした状態で、

背景からスポイトで色をとり

乗算で重ねる

という、これだけで背景との色味の統一性を狙える手法です。

イラストやシーンにもよるのですが、基本的には写真の中の白い物体が、
その写真・イラストなどのベース(基準)となるので、今回はシャッターの白部分から色を取り、
ベタ塗り+乗算レイヤーで重ねた結果です。

白部分がない写真や背景イラストであれば、
その絵の中で一番彩度が低く一番明度の高いポイントから色をとれば、
色が付きすぎる!暗くなりすぎる!という「迷子化」にも繋がりにくくなります。

色味について、もっとクオリティアップを目指したい!というかたは、以下のTIPSもぜひ一緒に見てみてほしいです↓

空気感と遠近感をプラス

ここまで作業して、「もう少し空気感が欲しいな」という思いで、

グラデーションで「光と影」をそれぞれ追加しました。
背景や写真から、光源を意識して
光が差し込む右側にスクリーン
影が濃くなる左側に乗算
で色を乗せています。

また、全体の色の統一感をさらに高めたく
グラデーションマップレイヤーの追加で色味の統一を強くしました。

また、写真は奥に向かっていくにつれ、レンズブラー(玉ボケ)のかかった写真になっていますね。

それに対して、奥のキャラクターだけハッキリしているのが変なので、
ガウスぼかし機能奥のキャラクターだけぼかしをかけました。

このような仕上げ作業で、もう一押し効果も狙えるので、ぜひおためしください!

馴染ませるための「コツ」まとめ

以上、今回は初心者さんにも真似しやすい「背景とキャラクターの馴染ませ方」TIPSでした。

おさらいとして、まずチェックシートをあらためて確認しておきましょう。

違和感回避チェックポイント

  • 色味の不一致さ
  • 」を忘れない
  • サイズ感の違和感
  • 空間を意識しているか
  • 立ち位置・座り位置
  • アングルの意識

そして、馴染ませのコツも以下に要約してみました。

「馴染ませ」のコツ

  • パースを意識した立方体で第一段階ラフ
  • 描き始めは接着面から
  • サイズ感を意識する
    ポーズは後
    →見切れる場合は上半身下半身などで区分けして迷子回避
    →遠方でサイズが掴みにくい場合は背景のモノからヒントを得る
  • 背景の白色から色取得→乗算で一発
  • グラデーションマップやレイヤーモードの機能を使ってさらに統一感+空気感
  • 遠くがぼやけた写真・背景ならキャラクターもぼかす

今回使用したペイントソフト

背景写真のイラスト化加工はAdobe Photoshop

\まずはお試し無料プランから/

Creative Cloud フォトプラン

主な作画作業は、CLIP STUDIO PAINT EXでした。

CLIP STUDIO PAINT EX

役に立ったら、拡散してね!

  • この記事を書いた人

7kmr

一般社会人。絵を描くことと猫が好きです。

-お役立ちTIPS, 背景講座TIPS
-,