新TIPSは【毎週日曜:夕~夜】更新予定!

Photoshopイラスト加工

【Photoshop】チャンネルを使ったイラストの「一手間加工」【やり方】

Photoshopでは、フィルター機能を使ったいろいろな加工法がありますが、今回はシンプルなフィルター加工だけでは味気なくなってしまった方に向けたチャンネル機能と組み合わせた一手間加工をするともっと加工の表現の幅が広がるよ!というTIPSです。 基本的な加工TIPSはコチラ↓(Photoshop以外でも応用可能な加工法一覧です) https://kaketa.blog/archives/861 下準備 まずは前置きとして、今回用いるイラストはCLIP STUDIO PAINT EX で描いたイラストを加工 ...

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イラレ文字ツールでの縦書き・パス上・図形のやり方

【イラレの文字ツール】タテ書き・図形・パス上【やり方】

Adobe Illustratorをはじめた方向けに、イラレの文字ツールの基本操作でできる文字の表現をTIPSとしてまとめてみました。 「ヨコ文字」の入力方法 文字ツール(⌨️Tキー)を選択するとデフォルトでヨコ文字入力として入力する設定になっています。 もし、タテ書きなどになってしまったりして、ヨコ文字で打てない場合は、ツールバーの文字ツールアイコンを長押しすると、サブツールポップアップが表示されるので、一番上の「文字ツール」をクリックでヨコ書きの入力設定を選択することができ ...

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クリスタぼかし機能の使い方

【2025】クリスタの「ぼかし機能」【使い方&活用例一覧】

クリスタに備わっている「ぼかし機能」がとっても豊富ということを知っていますか? 今回は、クリスタにある「ぼかし機能」の使い方と効果・活用例を一覧にしてまとめてみました。 このTIPSは、CLIP STUDIO PAINT EX を使用して解説しています。試してみたい!という方は、『CLIP STUDIO PAINT 無料体験版ダウンロード 』ページにて体験版をDLできます。 ぼかし機能の使い方 まずは、クリスタのぼかし機能の使い方です。 メニューバー「フィルター」 「ぼかし」 「ぼかし」の中にある任意のぼ ...

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スマホやipadで絵を描く【お絵描きアプリ&ガジェット】まとめ

スマホやipadで絵を描く【お絵描きアプリ&ガジェット】まとめ

この記事では、スマホやipad・タブレットで絵を描きたい人向けに・・・ 気になる!ポイント 悩んでる方へ「メリット・デメリット」描きやすいおすすめのデバイス紹介も! おすすめのお絵描きアプリ一覧→イチオシのアプリとその理由 便利なガジェットやアイテム一覧→かゆいところに手が届く!おすすめのガジェットやアイテム一覧 参考になるお絵描き教本一覧→お絵描きのお悩みごとにピックアップした参考になるお絵描き本ラインナップ についてまとめてみました! サムネイルになっているイラストも、基本ipadで描いたイラストです ...

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生え際でデザインする髪の毛の描き方

「生え際でデザイン」する【髪の描き方】TIPS

イラストで髪の毛を描くときに、 という時に役立つかもしれないTIPSです。 健忘録代わりに、Xでブクマ・RP・いいねがおすすめです! https://twitter.com/7kmr_E/status/1908072164873625668 「生え際」だけでこんなに広がる可能性! 髪型 シースルーバンク センターパート オールバック ツーブロック 雰囲気 清潔感・清涼感・爽やかさUP おしゃれ感 色気UP 重たさ回避 効果 クオリティUP ピアスやネックレスなどの、アクセサリー魅せ効果 描き込み・ディテー ...

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【厚塗り風】透明感ある瞳の描き方TIPS【目イキング】

【厚塗り風】透明感ある瞳の描き方TIPS【目イキング】

キャラクターの目元の表現に「透明感」を感じさせる厚塗り風の描き方メイキングをまとめてみました。
ぜひ、イラスト制作のヒントにしていただければ嬉しいです!

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【クリスタ】「PRO」と「EX」どっちを買う?【比較&プラグイン作例】

【クリスタ】「PRO」と「EX」どっちを買う?【比較&プラグイン作例】

クリスタまたはデジ絵デビューをするにあたり、

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さて、「PRO」と「EX」?
どっちを買えばいいのかな?
[/st-kaiwa1]

と、という方向けに、「PRO」と「EX」の違いをまとめてみました!
プラグインの一部作例などもあわせて紹介しています!
ぜひ、クリスタデビューの参考にしていただけたら幸いです。

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クリスタブラシ素材

【クリスタ】ブラシ素材の公開をしました【無料】

本日CLIP STUDIO ASSETSにて、ブラシ素材セットの公開をいたしました。 セット内には、通常・消しゴム・色変ありの3種類を用意しました。筆圧によってブラシの濃淡に差が出やすいブラシです。※筆圧弱い方向けかもしれません。 ラフ〜色塗りから、背景や小物にも使えます。(以下画像3枚参照) 筆圧の強弱や、重ね描きすることで線の濃さをコントロールできます。 グラデーションマップとの相性もいいと思います。 色変ありタイプは、若干の色変設定をしています。 色数を抑えたアニメ塗りなどでも、背景や小物にちょうど ...

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【クリスタ】放射線定規でピカーッ!を描く【描き方Tips】

クリスタの放射線定規を使って簡単に描ける光り物を強調する演出方法をまとめてみました。
ほかのペイントツールでも放射線定規やパース定規などがあればOK!

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クリスタでのadobeフォントの使い方

【ipad】クリスタでのAdobeフォントの読み込み方法【使い方】

今描いてるマンガやイラストによりマッチしたフォントが欲しいな〜 クリスタで描いていると、こんな風に思うことはないでしょうか? 今回は、Adobeフォントをipadのクリスタで読み込んで使う方法をざっくりとまとめたので、ぜひお試しください! Adobeフォントを使えるCreative Cloud コンプリートプランの無料お試しはこちら≫ CLIP STUDIO PAINT無料体験版のダウンロード はこちら≫ Adobeフォントのインストール 使いたいAdobeフォントを選ぶ まずは、Adobeフォントのペー ...

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背景講座TIPS

【背景講座】ブロック塀(壁)・道路をメインとした日常風景【描き方メイキング】

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「背景講座」塀・道路の描き方メイキング

屋外の日常風景を描くときに、高確率で描く機会のある「ブロック塀(壁)・道路」をメインとした背景の描き方をまとめてみました!

こんな方におすすめ

  • 凹凸などのディテールつけようがない壁や地面ベタ塗りになりがち…
  • 頑張って描いてみたのに、のっぺりしてしまう
  • パースに沿った描画のやり方がわからない
  • パースでガチガチ=単調になる…
  • 汚れやキズをコツコツ描いてみたら汚くなった!泣

このようなお悩みを少しでも解決できればと思います!ぜひご参考ください!

KAKETAでは主にCLIP STUDIO PAINT EX を使用し、
機能や描き方の紹介をしています。

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クリスタ公式サイトへ

ラフと下準備

フリーハンドでまず下書きを描き、その後クリスタにある便利な機能、パース定規を設定。
クリスタのパース定規の使い方や、パース作成のコツの記事もまとめてあるので、ぜひご参考にしてみてください。

背景パース付きのラフを描きます。
今回はメインではないので、たぬきも早い段階で描いてしまいます。

続いて、一つのレイヤーで全体の色ラフを描きます。
不透明度コントロールのできるブラシだと色の調和がしやすいのでオススメです。(自作カスタムブラシを使用しています⬇︎)

使用ブラシ

色に迷ってしまう方は、こちらの記事もぜひご参考ください。

続いて、下書きを元にベタ塗りでパーツごとにレイヤー・色分けをいていきます。
この時、パース定規機能を使いながら塗ると、定規に沿って線を引けます。

今回のイラストの場合は、

  • 排水溝ブロック
  • ブロック塀
  • 奥の壁
  • 地面

で、レイヤー・色分けしています。

パーツ分けが完了したら、

色ラフレイヤーをクリッピングオン
⬇︎
パーツレイヤーの数だけ複製
⬇︎
それぞれのパーツの上に配置

をして、そのまま描画しています。
パーツレイヤーとクリッピングした色ラフレイヤーを結合する際は、パーツレイヤーの不透明度保護のONを忘れずに!(ラフレイヤーで、パーツシルエットがかき消えてしまいます。)

塀の透かしブロックを描く

ブロック塀といえば、ところどころに「透かしブロック」という、模様のような形の穴があったりしますね。
これが、ひとつのディテールになるので、正直ちょっと面倒ですが積極的に描き込んでいきます。

透かしブロック「ベース作り」

  • まずは、「長方形ツール」で、ブロック塀ひと枠くらいの大きさで長方形を描きます
  • ①で作った長方形を下敷きに、お好みの透かしブロックデザインを描きます。
  • ②で作った透かしブロックがベースとなります。(①で作った下書き長方形は消してOK)

透かしブロック「配置」

  • ベースを複製
  • 「自由変形」でパースにあわせて変形
  • ①②を配置数分繰り返す

描き込み

配置の段階で、OKならこのまま。
もう少し見栄えを意識するなら、奥の背景の描き込みをしましょう。

細部の描き込みは、仕上げ前に行った方が効率⭕️
この段階での描き込みは、あくまでおおまかな描き込みにしておきましょう。

壁・地面を描くのに便利なブラシ

次の工程で、本題となる塀・道路の描画になるのですが、その前にチェックして欲しいのが背景を描くのに大切な質感ブラシです。

今回は、筆者が作ったクリスタブラシ「パキパキディテールブラシ(CP有償)というブラシを使用していますが、前述の通り有償のため、オススメの無償ブラシもいくつかピックアップしてみたので、ご参考にしてみてください!

オリジナルブラシ


無料ブラシ

有料ブラシ

道路の白線・道路標示を描く

塀の透かしブロックを描く工程でも使用した「長方形ツール」と「自由変形」を用いて描いていきます。

  • 「長方形ツール」で、白線のベースを描く(サイズは適宜お好みですが、細すぎず短すぎずがオススメです)
  • ①で描いた長方形を下敷きにフリーハンドで白線を描く(フリーハンドのほうがより自然になります。)
  • ②で描いたベースの上に新規レイヤー+クリッピングで、シミ・キズ・汚れを質感ブラシで表現します。
  • 塀の透かしブロックを描く工程でも紹介した「自由変形」で、パースにあわせます
  • 影のかかった部分は、元の色をスポイトで取り乗算レイヤー+クリッピングで塗る
  • 白線の完成!

道路標示を描く

道路標示も同じ工程で描いていきます。(画角的に、今回は「とまれ」の「ま」だけ描画)

こちらも長方形ツール・多角形ツールを使用して描画しましたが、案外難しかったりするので、面倒な方は⬇︎に無料3D素材があるので、こちらを使用してみても良いかもしれません。

壁・地面のシミ・汚れの表現

ここまでの工程で、「もうちょっと写実的にしたい!」と感じたら、再び質感ブラシの出番です。
そして、お馴染みとなった自由変形の活用も行なっていきましょう。

  • 質感ブラシで汚れやシミを表現していきます。
  • ①のとき、すこしグラデーション気味にすると単調さ回避ができたりします。
  • 自由変形で壁のパースに合わせる
  • クリッピング+乗算モードにして完了!

同じパース面だったとしても、(結局「テクスチャ化」=単調になってしまうため)それぞれのパーツごとに自由変形や描画を行った方が吉!
例:地面と排水溝ブロックで質感ブラシor描き方orのいずれかを変えるなど...

雨だれや黒ずみを描く

ブロック塀下部に雨だれや黒ずみを入れたいので、掠れたインク垂れのような汚れを描いていきます。(使用ブラシは自作カスタムブラシ)

そして、これまでと同じ工程でブロック塀下部にあわせて配置します。

線画を描かずに線を描く

ブロック塀の枠のような、
線画が必要そうな箇所こそ実は線画は避けたい箇所だったりします。

なぜかというと、筆者の経験上黒い(暗い)線画でキッチリ描くと

  • 単調になりがち
  • 黒い部分が多くなり、なんだか汚くなりやすい…!
  • ガチガチのパースで絵が固くなりがち
  • その割に時間だけはかかりコスパ最悪

という悩みに繋がりやすいと感じました。

カケ太
カケ太

でもじゃあ線画以外にどうやって「線」引くんだ!

背景こそ色のコントロールで線画も兼ねた表現をすると良いです。

ブロック塀枠なら、影部分にはそれより明るいベース色ブロックの枠線を兼ねたハイライトにすることで、見栄えも良く作画コストもこれだけで済むのでイチオシの技法です。

逆に、光の強く当たっている箇所は、影も線画も兼ねた暗い色(ベース色)で描いていきます。

壁・ブロック塀の描き方塗り方

今回の手本の絵のようにはっきりとした明暗がないイラストの場合は、乗算レイヤーorスクリーンレイヤー+不透明度で色味のコントロールをしながら描いてみるといいかも!

細部の描き込み

おまけのひと押しとして、もう少し描き込みを行なっていきます。
このとき、一番上に新規レイヤーを作成→スポイトで取りながら使い慣れたブラシ(自作ブラシ)で加筆で描き込みをしています。

加筆する形での描き込みなので、この段階ではもう質感ブラシは使わずタッチなどで手書き感をアップさせます

仕上げ・加工

色味の調整

加筆も大体終わったので、仕上げに加工をしていきます。

「明るさ・コントラスト」レイヤーを作成し、明るさ+コントラストともに少し上げました。
グラデーションマップレイヤー」をその上に作成し、オーバーレイ+レイヤー不透明度を調整し色味の調和。

光の強調

続いて、明部・光の当たっている箇所エアブラシ+スクリーンでふわーっと、やわらかく大きく光を足して強調します。

個人的に一番好きな工程です。

シャープでディテールを上げる

最後に、シャープ加工でパキッとさせ、ディテールもほんのり追加させます。

オススメ”シャープ加工”オートアクション

完成・まとめ

以上、【背景講座】ブロック塀(壁)・道路をメインとした日常風景【描き方メイキング】でした。

他にも、「これってどうやって描くの?」という疑問がございましたら、OFUSEなどで受付中ですので、お気軽にご活用ください!

KAKETAでは主にCLIP STUDIO PAINT EX を使用し、
機能や描き方の紹介をしています。

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  • この記事を書いた人

7kmr

一般社会人。絵を描くことと猫が好きです。

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