本記事では、キャラクターにとって最重要と言っても良い「目」の描き分けを紹介していきます。
こんなお悩みに!
- キャラクターの描き分けがうまくいかない…
- キャラデザのレパートリーを増やしたい!
- そもそも目を描くのが苦手…
- 「目の表現力」をもっと培いたい!
◉目のレパートリー一覧表
早速ではありますが、一覧表だけみたいという方もいるかとも思いますので、一覧表を以下に掲載します。
最後のまとめにも再度見れます。
各ポイントごとにも、それぞれの表+解説を交えているのでぜひ解説とともに見ていただけると幸いです。

キャラクターの目の「イメージ化」
まずは、目を描く際、キャラクターの目の形をイメージしましょう。
イメージする方法の例として、以下のような方法でしっかりイメージしましょう。
イメージ例
- 推し・既存キャラなら元となるキャラクターの目の特徴を観察(公式のキャラデザ案が理想)
- キャラデザするなら、そのキャラの性格や背景から考える
- 年齢・性別も重要!
上の例をみると、結構当たり前なことですが、
まず頭でしっかりイメージができていない
▼
手からアウトプット(描画)する際に曖昧になりがち
▼
レジャナイ感がでてしまいやすいです。
まずは、しっかり特徴を練り出してから、描いてみましょう。
目の「形」の捉え方・描くコツ
そもそも、目のイメージ化ってなに!?そんなのとっくにやってるのに!という方も少なくないかと思います。
ここから本題ですが、目を「形で捉える」という方法として項目分けしていきます。
◎目の「幅」をイメージ
キャラクターの印象を大きく左右する目の形のひとつが目の幅です。
描き分けイメージ
切れ長=上まぶたを長く
▶︎上まぶたでコントロール
丸目=下まぶたを短く
▶︎下まぶたでコントロール
また、上のほかに
切れ長は横幅をイメージ
丸目は縦幅をイメージすると◎

◎目の「シェイプ」をイメージ
また、目は与えたい印象によって元となる形をアタリとして描くこともおすすめです。
ポイント
ツリ目=平行四辺(ひし形を斜めにした感じ)
丸目=たまご型

4タイプ表
上の項目と描き方を踏まえての4タイプ表です。

目周りのパーツ
キャラクターを表すのに、「目」は最重要と言っても良いと前述しましたが、もちろん「目周り」も超重要!
瞳孔(瞳)

ポイント
ふつう=一般的な人間の瞳・瞳孔。
猫目=はっぱのような瞳孔で表現。
ヘビ目=瞳孔を極細に。ドラゴン系などのキャラにも○
瞳孔(大)=瞳自体が大きい。可愛い系に。
三(四)白眼=小さい瞳の表現。活発なキャラなどに向く。
デザイン=星やハートなど。デフォルメや感情を表すのにも○
眉毛

まつ毛

涙袋・クマ

涙袋の描き方については、記事をまとめてあるので、ぜひあわせてチェックしてみてください!
「感情・心情・シーン」による目元の変化
最後に、キャラクターの感情の影響による目元の変化です。
同じキャラクターでも、描き分けによって色々な表現ができます。
おおまかな例として、喜怒哀楽で描き分けていきます。

ポイント
喜=幸福感が強いほど目尻&眉尻を下げると○
怒=目尻&眉尻をつりあげる。+瞳を小さくハイライトなしにするとさらに○
哀=下瞼をミリ単位でもちあげると、堪えてる感。眉はひそめさせる。
楽=目を細めさせる。上まぶたを下げる→❌ 下まぶたを上げる→⭕️
まとめ
目の描き方・描くコツは以上です。
これはあくまでタイプ分けしているだけなので、表現力や、組み合わせ次第で無限に表現できるでしょう。
ぜひ、推し活動や創作のキャラデザに役立てれば幸いです!
◉目のレパートリー一覧表
